マイルドな酸味とやわらかな苦みでバランスが良いコーヒー
液体二酸化炭素抽出によりコーヒー本来の美味しさをそのままで、カフェインを除去しました。

液体二酸化炭素抽出製法とは（カフェイン除去製法）

カフェインを除去する方法として、3つの方法があります。
１）有機溶媒　2)水　3)超臨界流体化した二酸化炭素などの溶媒に溶かして
カフェインを選択的に抽出します。有機溶媒は現在日本では禁止されています。
水抽出法の場合、一旦水に抽出された成分の中からカフェインのみを選択的に抽出除去します。
有機溶媒が直接生豆に接触しないという点では優れていますが、味は劣るとされています。

超臨界二酸化炭素抽出法は、1974年に開発された比較的新しい方法です。
一定以上の圧力と温度を加えることで、気体と液体の両方の性質を兼ね備えた、超臨界流体と
呼ばれる状態になります。この状態でカフェインのみを除去いたします。

二酸化炭素を使用する理由は、常温常圧に戻した際 害にならない点が優れています。
有機溶媒抽出法の欠点を補った、極めて優れた脱カフェイン法だとされ、味も良いです。
近年開発された、液体二酸化炭素抽出法は、下記資料をみても分かるように、
超臨界二酸化炭素抽出法に比べ、温度、圧力が低い状態でカフェインを除去できます。
コーヒー豆に優しい条件でカフェインを除去するため、コーヒーの色も良いです。
味・香り・クロロゲン酸値が通常のコーヒーに近く、美味しいコーヒーです。

この液体二酸化炭素抽出製法は、ドイツのCR3社で開発されました。
弊社のコーヒーは、コロンビアで栽培されたアラビカ種を、CR3社にて液体二酸化炭素抽出製法で
95％以上カフェインを除去し入荷いたしました。